こんにちは、潤奈です!
しばらく報告が空きましたが、通貨強弱を使ったEAの開発を進めています。
今回は、これまでの経緯と、2026年10月3日までに試したことをまとめます。
現在は、計算方法を見直した「ハイブリッド通貨強弱EA」を検証中です。
まだ課題もありますが、どこを改善したいのかが少しずつ見えてきました。
通貨の強さ・弱さを使ったEAを作りたい
目指しているのは、複数の通貨の強弱を売買判断に使うEAです。
例えばドル円が上がっているとき、ドルが強いのか、円が弱いのか。
ほかの通貨との関係も含めて判断したいと考えています。
最終的には、ドル円だけに特化させず、通貨ペアごとに設定して検証できる形が目標です。
以前は他通貨のデータ取得でつまずき、バックテストが進みませんでした。
8月に始めた今回の開発では、まずその土台から整えました。
その後は、強い通貨と弱い通貨の組み合わせを狙う方式などを試作。
上位足で方向を見て、短い時間足で取引する仕組みへと改良してきました。
9月は、利益の守り方と手仕舞いを調整
9月19日前後は、CSVに出力した取引ログを調べました。
合計損益だけでなく、個々の取引で何が起きたのかを見るためです。
主に見直したのは、次の3点です。
- 強弱差が開きすぎた場面でのエントリーを抑える。
- 含み益に合わせて損切り位置を動かす、トレーリングストップを追加する。
- 強弱が反転したときの決済条件を緩める。
少し反転するたびに決済すると、利益を伸ばす前に終わってしまうかもしれません。
一方で、反転決済を切ると、損切りまで保有して損失が大きくなる場合もあります。
どの程度の押し戻しまで待つのか。
トレーリングとの組み合わせも含めて、テストを重ねました。
取引を絞るだけでなく、ロジックを見直す
10月3日、条件を絞った従来版のテストでは、10年間で281回の取引がありました。
改善した結果も出ましたが、目標の年平均100回前後には届きません。
そこで、取引回数を増やした状態でも成り立つかを確認しました。
気になったのは、資産曲線の前半と後半の違いや、長く横ばいになる期間です。
閾値を1や2だけ動かして、結果を整え続けるのは避けたいところです。
過去のデータに合わせ込みすぎる「過剰最適化」が気になるためです。
パラメーターも増えてきたので、できるだけシンプルにしたい。
そう考えて、通貨強弱の計算方法から見直しました。
新しく「ハイブリッド通貨強弱EA」を作成
v1では、通貨強弱の勢いを0〜10の範囲に変換しました。
さらに、過去の高値・安値に対する現在価格の位置を組み合わせています。
勢いが出たときに、すでに大きく動いた場所へ入っていないか。
その確認を加える狙いです。
その後のv2では、4時間足で方向を見て、1時間足で押し目買い・戻り売りを狙う形に変更しました。
手仕舞いも、短い時間足の反転と、上位足の反転を分けて考えています。
ただ、新しく作ればすぐに良くなるわけではありません。
データ同期や取引が0回になる問題への対応も挟みながら、検証を進めました。
勝率6割でも、損益はマイナスでした
10月3日までに保存したCSVを集計すると、次の結果でした。
対象はUSDJPYで、テスト設定期間は2010年〜2019年です。
| 項目 | ハイブリッドv1 | ハイブリッドv2・決済変更後 |
|---|---|---|
| 取引数 | 862回 | 595回 |
| 勝率 | 64.04% | 61.85% |
| 累計損益 | +1,287.0pips | −1,571.5pips |
| 勝ち取引の平均 | +20.3pips | +20.5pips |
| 負け取引の平均 | −32.0pips | −40.1pips |
※CSVのpipsを集計しています。勝率はpipsがプラスの取引の割合です。
ロット、手数料、スワップまで反映した口座損益の比較ではありません。
複数の条件を変更しているため、ひとつの機能だけの効果も断定できません。
v2は、595回のうち368回がプラスでした。
それでも、合計ではマイナスです。( ゚Д゚)
勝ったときは平均約20.5pips、負けたときは平均約40.1pips。
勝つ回数が多くても、1回の負けが大きいと利益が残りません。
勝率に加えて、平均利益・平均損失と資産曲線を見直す必要があります。
次は、どのような相場で負けているのかを確認
v2では、ADXや値幅に関する数値もログに追加しました。
ADXは、相場の方向感の強さを見るための指標です。
今回の記録では、ADX20未満の171取引が合計−1,024.8pips。
ADX30以上の124取引は合計+506.7pipsでした。
次に調べる手がかりにはなりますが、これは取引後に分類した結果です。
条件を追加すればそのまま改善するとは限らず、再テストが必要です。
10月3日時点では、相場環境の見分け方、押し目の範囲、利益と損失の幅を次の検証候補にしています。
Antigravityにコード作成や分析を手伝ってもらいながら、結果を見て考え直す。
この繰り返しで、通貨強弱を主役にしたEAの形を探しています。
同じようにEAを自作している方の参考になれば嬉しいです。
引き続き、試したことと結果を開発記録として残していきます!
※今回の数値は開発中のバックテスト結果です。実運用の成績ではありません。



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